Isfahan / イスファハン
古都イスファハンは、ペルシア中部、標高1,600メートルの高原にあるイラン第2の都市です。16世紀末サファビー朝シャー・アッバス帝の治世に、政治・経済・文化の中心地として栄え、町の中心の広場メイダネ・シャーの一隅には大規模な王室の絨毯工房があったと言われています。18世紀初めにアフガン人侵入のため衰退するものの、20世紀には再び大商業都市として飛躍的な発展を遂げ、中東随一の観光都市としても脚光を浴びるようになりました。
絨毯の製作も復興し、紡糸・染色・デザインなど全ての面に品質管理が行き届き、その驚異的な細かい織り技術も、他の産地の追随を許していません。